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エクセルあれこれ
エクセルを使っていてこんな機能は便利・こんな使い方があるよ・これはどうしたらいいの等のご意見・質問等にお答えして
ここに掲載していきたいと思います。皆様の質問・ご投稿をお待ちいたしております。質問・ご意見はこちらから
ページ下部が最新の情報です。キーボードの[END]キーを押せば移動します。


■ひとつ前の操作に戻る
「間違えて消してしまった」など、たった今やったことを元に戻したいときは、慌てずに、キーボードの「Ctrl」キーと「Z」キーを同時に押します。直前に行った操作が取り消されます。「しまった!」と思ったら慌てずに「Ctrl」+「Z」
■キーボードだけで画面を終わらせる
ソフトを終了するとき、ウインドウを閉じるとき、右上の「×」をクリックする代わりに、「Alt」と「F4」キーを同時に押してもOK。エクセルに限らずたくさん開いているウインドウを次々に閉じるときにも便利です。
■単語を簡単に選択する
ある単語を選択して反転表示させたいときは、その単語の上でダブルクリックします。平仮名ばかり、カタカナばかり、といったすべて同じ種類の文字(「インターネット」「HELLO」「年賀状」「こんにちは」など)なら、その語句がまとめて選択されます。ドラッグして選択するより簡単選択できます。
■ワンタッチで上書き保存
表の作成中には、万一のトラブルに備えてこまめに上書き保存すると安心。ツールバーの「上書き保存」アイコンをクリックしてもよいのですが、「Ctrl」キーと「S」キーを同時に押します。キーボードから手を離さずに操作できるので、表の作成中などには便利です。
表を作りかけたら、まずファイル名をつけて保存しておきます。それから作業を始めるといつ席を立っても、「Ctrl」キーと「S」で保存ができますので便利です。
■セルの中で改行する
エクセルのセルの中に文章を入力していて改行したいとき、「Enter」を押すと下のセルに移ってしまいます。セルの中で改行して文章を続けたいときは、「Alt」キーを押しながら「Enter」を押します。すると、セルの中で次の行から文章を入力することができます。
■すべてを選択する
入力してあるすべての文字を選択したい場合、キーボードの「Ctrl」キーと「A」キーを同時に押します。すると、「すべてを選択」した状態になり、まとめてコピーしたり切り取ったりできます。書いてある内容を全部コピーしたいとき、全部消したいとき、などに使えます。
■直前に行った操作を繰り返す
同じ操作を何度も繰り返すのが面倒なとき、「Ctrl」キーと「Y」キーを同時に押すと、直前に行った操作をもう一度実行できます。たとえば、ワードで文字の色を赤にしたいとき、1カ所でその処理をしたすぐあとに別の文字を選択して「Ctrl」+「Y」キーを押すと、その文字の色も赤になります。ほかの操作を行うまで何度でも繰り返し可能
■ウインドウをダブルクリックで最大化する
ウインドウを最大化したいとき、普通はウインドウ右上にある「最大化」ボタン(四角いボタン)をクリックします。ウインドウのタイトルバー(画面上部の、ファイル名などが書かれている青いバー部分)のどこかをダブルクリックする方法でも、同じことができます。
■ファイルを開かずに印刷する
エクセルで作った文書を印刷するとき、通常はエクセルを起動し、ファイルを開いてから、「印刷」を選びます。何も編集せずにそのまま1部印刷したいなら、印刷したいファイルを右クリックし出てきたメニューから「印刷」を選択するだけで、すぐに印刷できます。(ただし、複数のプリンタをお使いの方は、通常使うプリンタから印刷されます)
■列幅を自動調整する
エクセルで、入力されているデータに合わせてセルの列幅を自動調整する方法です。
 1) 幅を調整したい列の列番号(「A」などと表示されている部分)の右端にマウスポインタを合わせる。
 2) ポインタの形が左右に出た矢印の形になったら、そのままダブルクリック。
これで、その列に入力されているいちばん長いデータに合わせた列幅に自動調整されます。
■「印刷」画面をすばやく呼び出す
エクセルで印刷をするとき、キーボードの「Ctrl」キーと「P」キーを同時に押すと、すぐに「印刷」の画面を呼び出すことができます。これで、メニューの「ファイル」→「印刷」をクリックした場合と同じ操作ができます。
■表示倍率を手軽に変える
メニューの「表示」→「ズーム」から、画面に表示する倍率を変更できますが、これをもっと簡単に利用する方法です。
  1) ファイルを開いた状態で、「Ctrl」キーを押しながら、マウスのホイールボタン(左クリック用と右クリック用の真ん中にあるボタン)を、上に動かすと拡大表示、下に動かすと縮小表示となる。
※当たり前ですが、ホイールボタンがついていないマウスではこの方法は使えません。
■ホームページの文字だけコピーして貼り付ける
ホームページに書かれている文章の一部をコピーして、そのままエクセルに貼り付けたいとき、普通に「コピー」と「貼り付け」をすると、ホームページで表示されていた文字の大きさや色などの書式もそのまま反映されてしまいます。書式は除いて文字だけを貼り付けたいときは、次のようにします。
 1) ホームページ上でコピーしたい文字をドラッグして選択し、右クリック→「コピー」をクリック。
 2) ワードの文書画面の貼り付けたい位置をクリックし、メニューの「編集」→「形式を選択して貼り付け」をクリック。
 3) 次に「テキスト形式」を選択し、「OK」をクリック。
■合計を簡単に参照する
エクセルに入力した数値の合計を、関数などを使わずに簡単に見る方法です。
 1) 合計を出したい数値の入ったセル(マス目)を、マウスでドラッグして選択状態にする。
 2) エクセルの画面の右下に、選択している部分の合計値が「合計=235」のように表示される。
表の一部の合計を一時的に見たいときなどに使うと便利。離れたセルを複数選択するには、「Ctrl」キーを押しながらクリックすればOKです。
※「合計=○○」が表示されない場合は、エクセルの画面の右下(「コマンド」と書かれているバー)の中で右クリック→「合計」を選択してください。
■エクセルで“03”と入力する
エクセルで、電話の市外局番だけを1つのセルに入れたいような場合、たとえば「03」と入力しても、「Enter」を押すと「0」が消えて「3」しか表示されません。こんなときには、頭に半角の「'」(「Shift」+「7」)を入れて、「'03」と入力すると、「03」と表示されます。
■セルに入力した後に右にカーソルを動かす
通常エクセルでは、セルにデータを入力しますとアクティブセルは下へ移動します。この動作は、自由に変更ができます。
[ツール]→ [オプション]→ [編集タブ] その中にある[入力後にセルを移動する]があります。
初期設定では、[下]になっていますのでドロップダウンリストから[上][右][左]いずれかを選んで[OK]をクリックします。
■表の項目列や項目行を固定する
表が大きくなってきますと、表の項目列や項目行が移動してしまい今何を入力しているのかわからなくなってしまいます。そんなときは、行・列を固定し動かなくします。
1) [行1]を固定したいときは、セルポインタを[A2]へ移動させ、[メニュー]→[ウィンドウ]→[ウインドウ枠の固定]で、行1が固定されます。
2) [列A]を固定したいときは、セルポインタを[B1]へ移動させ、[メニュー]→[ウィンドウ]→[ウインドウ枠の固定]で、列Aが固定されます。
3) [行1]と [列A]を固定したいときは、セルポインタを[B2]へ移動させ、[メニュー]→[ウィンドウ]→[ウインドウ枠の固定]で、行1・列Aが固定されます。
解除するときは、1)〜3)と同様にそれぞれのセルへセルポインタを移動させ、[メニュー]→[ウィンドウ]→[ウインドウ枠固定の解除]で、解除されます。
■マウスを使わずに範囲指定する
通常範囲指定するときは、マウスを使って範囲指定をします。マウスを使わずに範囲指定する方法を覚えておくと何かと便利です。
 1) 始点へアクティブセルを移動する。
 2) [SHIFT]キーを押しながら[→]・[↓]キーを押す。移動ごとに黒く反転します。この部分が範囲指定されています。
■連続の月を入力する
場合によっては連続の月を入力することが必要になります。そんなときは、最初のセルに1月(4月)を入力し、フィルハンドル(アクティブセルの右下のポインタ)にマウスをあわせ、ドラッグしてやると入力できます。また、以下の連続データも入力できます。
 睦月・如月・・・、・通常範囲指定するときは、マウスを使って範囲指定をします。マウスを使わずに範囲指定する方法を覚えておくと何かと便利です。
 1) 始点へアクティブセルを移動する。
 2) [SHIFT]キーを押しながら[→]・[↓]キーを押す。移動ごとに黒く反転します。この部分が範囲指定されています。
■連続の月を入力する PART U 数字の連続を入力する
エクセル2000では、数字の連続は入力できません。そこで [セルA1]に'1'・[セルA2]に'2' と入力し、セル[A1][A2]を範囲指定し、そのフィルハンドルを下へドラッグすると、数字の連続データが入力できます。
その応用として、[セルA1]に'1' [セルA2]に'3' と入力し同様にすれば1 3 5 7 ・・・・と入力することができます。
そのほか 10から連番を振るとか、10から5つおきに番号を振るとか応用は、無限に広がります。
■連続の月を入力する PART V PART Uをもっと簡単に
連続数字の入力には、上記の方法にもう一つ簡単な方法があります。
数字を入力し[CTRL]キーを押しながら下へドラッグしますと、連続した数字が入力できます。
■どこを計算しているかを知る方法 (ワークシート分析)
計算式をたくさん使っていると、このセルの計算はどこのセルを使って計算しているのかわからなくなってくる場合があります。そんなときは、ワークシート分析ツールバーを使うと便利です。
セルの参照元と参照先をトレースする矢印を表示してくれます。計算式を確認するときに重宝します。繰り返しボタンを押すことで、トレースのレベルが深くなっていきます。
ツールバーは、「表示(V)」メニューの「ツールバー(T)」「ユーザー設定(C)」で「ツールバー」タブの中にある「ワークシート分析」をチェックすれば表示されます
■カメラ
このカメラ機能は大変便利です。選択範囲の内容の写真を撮り新しい場所に貼り付けるという機能です。
実際に使ってみると大変重宝します。また、表をカメラで撮り別の場所に貼り付ければセル幅を気にせずに複数の表を貼り付けられますし、データは複写元と連動します。[ユーザ設定]からツールバーに貼り付けて使います。
ツールバーは、「表示(V)」メニューの「ツールバー(T)」「ユーザー設定(C)」で、「コマンド」タブの中の分類「ツール」にあります。
■曜日を簡単に表示する
エクセルには、曜日を呼び出すのには、関数を使うしかないと思っていませんか?じつは、とても簡単に表示する方法があります。
 1) [A1]に今日の日付を入力(YYYY/MM/DD)します。 アクティブセルは[A1]に
 2) [書式]→[セル]→[表示形式]→[ユーザー定義]の[種類]の枠内に 'aaa' と入力します。( ’ はいりません)
 3) [OK]をクリックします。
また、'aaa' のかわりに 'aaaa' と入力してみてください。
■曜日を簡単に表示する PARTU
エクセルには、曜日を呼び出すのには、関数を使うしかないと思っていませんか?じつは、とても簡単に表示する方法があります。
 1) [A1]に今日の日付を入力(YYYY/MM/DD)します。 アクティブセルは[A1]に
 2) [書式]→[セル]→[表示形式]→[ユーザー定義]の[種類]の枠内に 'ddd' と入力します。( ’ はいりません)
 3) [OK]をクリックします。
また、'ddd' のかわりに 'dddd' と入力してみてください。
■分数を分数のまま簡単に入力する
通常エクセルでは、1/2 と入力するとセルには、 1月2日と表示されます。これは、数字の間にスラッシュが入るとこれは日付ですと判断します。
分数は、分数のまま表示したいときは、[数字] [スペース] [分数表記] で入力します。
 例 0 1/2 -> 1/2 (=0.5)
 例 1 1/2 ->  1 1/2 (=1.5)
■図形をセルにピッタリ合わせて描く方法
[Alt]キーを押しながら図形を描き始めると、図形の上下左右の辺全てがマウスの位置に最も近いセルの辺にピッタリくっついた図形が描かれます。
また、描画済みの図形をマウスでドラッグして移動するときに[Alt]キーを押しながらドラッグすると、図形の上下左右いずれかの辺がセルの辺にくっつきながら移動します。
■水平または垂直な直線を引く
[Shift]キーを押しながら図形を描き始めることで、正方形や正確な円を描くことが出来ます。
直線を引くときに[Shift]キーを押しながら描き始めると、15度刻みの角度で直線を引くことが出来ます。したがって、水平な横線や垂直な縦線も簡単に引くことが出来ます。
■図形を簡単にコピーする
作成した図形を[CTRL]キーを押しながらドラッグすることでコピーすることができます。
■図形を水平または垂直な位置にコピーする
作成した図形を[CTRL]キーと[Shift]キーを押しながらドラッグすることでその図形の垂直・水平位置にコピーすることができます。
■複数の図形を選択する
通常図形を選択する場合は、クリックすることで選択できます。複数の図形を選択する場合は、[図形描画]のツールバーの[オブジェクトの選択]を使いますが、[Shift]キーを押しながら選択することでも可能です。
■ツールバーの表示は必要最小限に
ワードには多くのツールバーが用意されていますが、作業に必要なものだけを表示するようにしょう。ワード編集画面が広く使えます。変更方法は以下の通りです。
メニューから[表示][ツールバー]を選択→現在表示されているツールバーで不要なもののチェックを外します。
ツールバーの右側の空白部分を右クリックしても同様に操作できます。
■起動時に作業ウィンドウを表示したくない
Office2002以降のバージョンでは、起動すると作業ウィンドウが表示されます。これをうるさく感じて起動するたびに閉じている人も多いと思います。そんなときは起動時に作業ウィンドウが表示されないようしてください。
 1) 作業ウィンドウ下の「起動時に表示する」のチェックを外しますと次の起動時には表示されません。
また、ワードの作業中に表示するには、[表示]メニュー→[作業ウィンドウ]を選択すればよい。
■作業ウィンドウのサイズ変更・移動したいときは
Office2002以降のバージョンでは、作業ウインドウが表示されます。この作業ウインドウは、大きさ・場所を自由に変更できます。
 1) 作業ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックすれば、フロートしてページ内のどの位置にでも移動させることができます。
 2) 作業ウィンドウを元の位置に戻すには、タイトル バーを再度ダブルクリックします。
 3) 移動した作業ウィンドウのサイズを変更するには、作業ウィンドウの上下左右の端でポインタが2重矢印に変わるのを確認し、変わった部分でクリックし、必要とするサイズになるまでドラックします。
■セルの対角線を一発で引く方法
1つのセルの対角線は斜めの罫線を引くことで描くことが出来ますが、複数のセルにまたがった対角線を正確に(フリーハンドで)描くのは結構難しいです。
 1) [Alt]キーを押しながら直線を引き始めます。
 2) 線の始点と終点の両方が自動的にセルの角に吸い付いて線が引かれますで、正確な対角線を引くことが出来ます。
 3) また、一度引いた直線の端をマウスでドラッグして変形させるときに[Alt]キーを押しながらドラッグすると、やはり線がセルの角に吸い付きます。
■矢印の向きを簡単に反対向きにする方法
[Ctrl]キーを押しながら描画済みの線の端をドラッグすると、線の中心点は移動せずにその場で線が回転します。
この機能を使うと、矢印の直線を反対向きにしたいときに[Ctrl]キーを押しながらクルッと矢印を回転させることが出来ます。
■数値がマイナスの場合には文字を赤くする
[書式]→[セル]→[セルの書式設定]→[表示形式]→[ユーザ定義]より設定します。

例えば #,##0;[赤]-#,##0 と入力すると、マイナスの数値の場合には赤い文字になります。もう一つセミコロンを続けて #,##0;[赤]-#,##0;[青]#0 などとすれば、ゼロの場合は青い文字になります。(#,##0の部分は書式文字です。[赤]"▲"#,##0とすれば、マイナスの場合は数字の頭に▲がつきます)
つまり、セミコロンで区切った各書式部分は、正の数、負の数、ゼロの順に定義します(4つめを指定すると文字列の書式になります)。
[ ]で色文字を囲んで指定すれば、文字の色になります。使用できる色は、黒・青・水・緑・紫・赤・白・黄の8種類です。
表示形式が 2 つの書式部分で構成される場合、先頭の書式部分は正の数とゼロ2 番目の書式部分は負の数に使われます。
1 つの書式部分で構成される場合は、すべての数値に同じ表示形式が使われます。書式を省略する場合は、その書式部分にセミコロンだけを入力します。
■数値によって文字の色を自動的に変える
[書式]→[セル]→[セルの書式設定]→[表示形式]→[ユーザ定義]より設定します。

・数値が指定した条件を満たす場合にだけ表示形式を設定するには、条件を角かっこで囲みます。条件は、比較演算子と値で指定します。
・例えば、ユーザー設定の書式に [赤][<10]#,##0;[青][<100]#,##0;[黒]#,##0 と書くと、10未満は赤10以上100未満は青100以上は黒の文字色になります。
[紫][=10]#,##0;[青][=100]#,##0;[黒]#,##0 と書くと、10の時は紫100の時は青それ以外は全て黒の文字色になります。 なお、数値の条件は4つ以上は指定できません。
(4つ目の書式は文字の指定になります。したがって、 [黒]#,##0;[赤]-#,##0;[青]0;[紫]@ という書式を指定すると、正の数は黒、マイナスは赤、ゼロは青、文字の場合は紫の文字色になります)
■○×△を楽に入力する方法
ポイント:[書式]→[セル]→[セルの書式設定]→[表示形式]→[ユーザ定義]より設定します。

チェックシートやスケジュールなどの表を作成するときに、○や×や△といったような記号をたくさん入力ことがあると思いますが、いちいち「まる」「ばつ」「さんかく」などと打って漢字変換したり、カット&ペーストするのは手間がかかります。
このような場合は、上で説明した[セルの書式設定]の[ユーザー定義]を応用することで、入力を簡単にすることが出来ます。記号を連続して入力するときには大変便利ですので、ぜひ活用して下さい。
 例えば、[セルの書式設定]の[ユーザー定義]を "○";[青]"△";[赤]"×" とすると、正の数字を入力すれば(たとえば1と入力すると)○がゼロを入力すれば赤字の×が、マイナスの数字を入力すれば青字の△がセルに表示されます。
また、 [=1]"○";[赤][=2]"×"という書式にすると、1を入力するとが、2を入力すると赤字の×がセルに表示されます。
セルに○のような記号が表示されていても、実際にはセルに数字が入っていますので、工夫すれば記号の数を数えたり計算に使ったりすることも出来ます。
■日付の曜日が土日ならば色をつける方法
日付の曜日が土日ならば色をつける方法
スケジュール表などを作成する場合、日付が土曜日や日曜日の場合に色をつけたいということがよくあります。
そのような場合も、条件付書式を使うと簡単に設定できます。(ただし、祝日までは無理ですよが!)
1) たとえば、セルA1から日付が入っているとします。(A列の書式は、上でご紹介した"曜日を簡単に表示する"書式を応用して、ユーザー定義で yyyy/mm/dd"("aaa")" という表示形式にします)
2) 日付欄を選択した状態で、条件付書式の設定ダイアログを表示させ、
  条件[セルの値が]を[数式が]に変更します。
  第1条件は、右の欄に =MOD(A1,7)=0 (土曜日の判定) と入力します。書式(F)ではフォントの色を青
  第2条件は、右の欄に =MOD(A1,7)=1 (日曜日の判定) と入力します。書式(F)ではフォントの色を赤
3) 以下は、範囲選択(A1)→[編集]→[コピー]
4) 貼り付けたい範囲を選択し、[編集]→[形式を選択して貼り付け]→[書式]→[OK]
ワンポイント
日付が入っているセルは、表示形式で日付の形で見えますが、実際には日付に対応する「シリアル値」という数字が入っています。そこで、この数字を7で割った余りで何曜日かが判定できるわけです
■表全体を一発で選択する
表全体を選択するのには次のショートカットキーを憶えておくと便利です。
 1) 完成している表の中のセルを選択ます。
 2) [SHIFT]+[CTRL]+[*]で表が選択できます。
注意:[*]は、テンキーでなくフルキーボードを押してください。
■表の行と列を入れ替える
完成している表の行と列を入れ替える場合には、エクセルでは非常に簡単に入れ替えることができます。
この機能は、基本的な機能ですが意外と知られていません。ぜひ憶えておいてください。
 1) 完成している表を範囲指定してコピーします。表の範囲選択は、上記の方法でしたら簡単です。
 2) 貼り付けたいセルをクリックします。
 3) [編集][形式を選択して貼り付け]右下の[行列を入れ替える]で、完了です。
■複数のファイルを一発で開く
エクセルで作業をするとき場合によっては、「この作業をするときは、このファイル(ブック)とこのファイルを常にセットで開く」ということがあります。2つくらいなら簡単ですが、3つ4つになると(しかも保存先のフォルダがバラバラだったりすると)結構面倒です。
EXCELでは、開くファイルの組み合わせを保存しておくことができます
 1) まず、普通にファイル(ブック)を幾つか開きます。
 2) 「ファイル(F)」「作業状態の保存(W)」 を選択して、適当な名前を付けてセーブします。
  そうすると、 xlw という拡張子の「作業状態ファイル」が作成されます。
 3) これで、「ファイル(F)」「開く(O)」から作業状態ファイルを指定すると、複数のファイルが一発で開かれるようになります。
注意 この「作業状態ファイル」には、各ブックの名前保存場所など情報だけが記録され、ブック自体は作業状態ファイルには保存されないため、各ブックに加えた変更はブック単位で保存する必要があります
また、別のブックを追加で開いて(または開いているブックを閉じて)再度作業状態を上書き保存することで、セットで開くブックの追加・削除ができます。
■データ入力ワンポイント
データ入力のエンター入力の後どちらへカーソルを動かすかは上の方でご紹介いたしました。
表で数値を入力する場合通常は、右へ入力していきます。その場合は、数値入力後[TAB]キーを押しますとデータ入力確定の後カーソルが右へ移動します。
注意 最近、漢字入力のまま数値を入力される方が結構多く見受けられます。漢字入力モードのまま入力しても数値は入力できますがエンターを1回余計に押す必要があります。100のデータを入力すると200回エンターを押すことになります。少しでも手間を省くようデータ入力は、文字列を先に入力し、数値データは漢字モードをオフにして入力する癖をつけましょう。
■数字を漢字で表示する その1
見積書とか契約書とかで、金額を漢数字で(当然、全角で)記述しないといけない場合があります。
数字を手作業で全角の漢字に書き換えるのは結構大変ですし、書き換えを誤るとそれが金額のような性格の数字の場合は大事です。また、計算結果が変化したときにいちいち漢字を修正するのも、非常に非効率です。

 1) NUMBERSTRING という関数を使います。セルA1に 1234567890 という数字が入っている場合、漢字を表示させたいセルに以下のように関数を記述します。

=NUMBERSTRING(A1,1)  十二億三千四百五十六万七千八百九十
=NUMBERSTRING(A1,2)  壱拾弐億参阡四百伍拾六萬七阡八百九拾
=NUMBERSTRING(A1,3)  一二三四五六七八九〇

2番目の引数によって、上のように表示方法が変わります
注意:EXCEL97 でも EXCEL2000 でもなぜかヘルプには記述されていません。   
■数字を漢字で表示する その2
先の設定では関数を使いました。先の設定では、数字を入れるセルが別に必要ですがこの方法(セルの書式設定を使う方法)では、データが直接漢数字になります。
漢字で表示させたい数字が入ったセルを選択して「セルの書式設定」を開き、「表示形式」の「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
 「種類」の所に以下の書式記号を入力します。セルに 1234567890 という数字が入っている場合、以下の書式を設定します。

[DBNum1]G/標準  十二億三千四百五十六万七千八百九十
[DBNum2]G/標準  壱拾弐億参阡四百伍拾六萬七阡八百九拾
[DBNum3]G/標準  一二三四五六七八九〇

G/標準 の部分は通常使用する書式記号を使うことが可能です。したがって、(あまりやらないと思いますが)以下のように記述すると、数字がマイナスの場合は全体が赤字で頭に▲が付きます。
   [DBNum2]G/標準;[赤][DBNum2]"▲"G/標準  ▲壱拾弐億参阡四百伍拾六萬七阡八百九拾
■日付を全角文字で表示する
上で紹介した「セルの書式設定を使う方法」を応用して、日付を全角文字で表示させることができます。
日付が入ったセルを選択して「セルの書式設定」を開き、「表示形式」「分類」から「ユーザー定義」を選択します。
 「種類」の所に以下の書式記号を入力します。セルに 2001/08/26 という日付が入っている場合、以下の書式を設定します。

(通常の場合) 半角数字で表示されます
      ggge"年"m"月"d"日"  平成13年8月26日
(全角で表示させる場合) 漢数字または全角数字で表示されます
      [DBNum1]ggge"年"m"月"d"日" 平成十三年八月二十六日
      [DBNum3]ggge"年"m"月"d"日" 平成13年8月26日
      [DBNum1]ggge"年"m"月"d"日 "aaaa 平成十三年八月二十六日 日曜日
      [DBNum3]ggge"年"m"月"d"日 ("aaaa")" 平成13年8月26日(日)

■セルを結合せずに複数セルの中央に表示する
通常、複数セルの中央に文字を配置したい場合、セルを結合して中央に配置すると思います。
以下の方法を使いますと、結合しなくても複数セルの中央に配置できます。
 1) 複数の連続したセルを選択しておいて、「書式(O)」「セル(E)」「配置」タグを開いて「横位置(H)」「選択範囲内で中央」を選ぶだけです。
この設定をすることで、見た目だけ複数セルの中央に文字等が表示されます。
■1行おきにセルを網掛けにする
帳票イメージのような表を作る場合に、1行おきに薄いグレーなどの背景色をセルに設定することがあると思います。
このような場合、[Ctr]lキーを押しながら マウスで選択していって、網掛け設定しても良いのですが、この手動操作には大きな問題があります。
それは、行を挿入したり削除したり、あるいは並べ替え(ソート)をしたりすると、「1行おきに網掛け」の状態が崩れてしまうことです。設定が崩れてしまえば、当然また網掛けの設定をやり直さないといけませんので、手間が増えるばかりです。
そこで、行を挿入・削除しようが並べ替えようが、何をしても自動的に「1行おきに網掛け」になるように最初に設定してしまいす。
[条件付書式の設定]を活用します。
例えば、グレー設定したいセルを選択した状態で、「書式(O)」「条件付き書式(D)」 から指定します。
条件には「数式が」を選択し、関数を使った式を指定します。
条件式は[ =MOD(ROW(),2)=0 ]の部分は、行番号が偶数なら(2で割った余りが0なら) という指定になります。そして、「書式(F)」ボタンを押して、網掛け(背景色)の指定を行います。
奇数行に網掛け設定したいなら、=MOD(ROW(),2)=1 とします。
以上で1行おきにグレーの網掛けの入った表となります。
■1列おきにセルを網掛けにする
上記の関数の補足
MOD はあまりを調べる関数です。例えば セルA1 が 21 であれば、=MOD(21,2) であれば、1 がかえります。
ROW() は行番号を調べる関数です。(引数なし) =MOD(ROW(),2)=0 はこのセルの行番号を調べ2の倍数であれば'TRUE'それ以外は、'FALSE”'がかえるます。
同様に列番号の場合は、ROW() の代わりに COLUMN を使ってください。
■データの統合機能を使う
EXCELの「データ(D)」メニューに、統合という機能があります。非常に便利な機能ですが、機能の存在自体を知らない方が多いようです。下記のような特徴を持った集計ですので非常に便利です。
機能としては、複数のデータ(表)を集計(合計・平均・データ数など)するものですが、大きな特徴として
 (1)集計の基となる表が異なる場所にあっても良い(各シート上の同じ場所に無くてもよい)
 (2)集計の基となる表の項目要素に差異があっても良い
 (3)集計の基となる表が異なるブック(ファイル)にあっても良い
といった利点があります
したがって、いわゆる串刺し集計よりも複雑なことができます。
■ワードの背景文字印刷機能を擬似的に実現する
ワードでは、文章の背景に透かし文字を入力することができます。EXCELでは、できません。
そこで、エクセルでも擬似的に透かし文字を入れてみましょう。表を完成させてから最後に設定します。
 1) ワードアートを使って透かし文字用の文字を入力します。
 2) ツールバー等で回転させ斜め文字にします。
 3) 図形上で右クリック[ワードアートの書式設定][塗りつぶし]で色をつけ(薄めの色を指定)→[半透明にする]をチェックします。
 4) [線]はない方がよいでしょう。
■プロパティに気を付けろ!
これはEXCELに限った話ではなくMS-OFFICE系ソフトのファイル全般に言えることなんですが、ファイルのプロパティに「ファイルの概要」という情報があって、タイトルとか作成者とか会社名などを記録しておくことが出来ます。
 (EXCELで「ファイル(F)」 「プロパティ(I)」 とすると設定できる)
業務上のドキュメントをEXCELなどで作成する際に、『以前作成したファイルから類似した内容のものを探し出してそれをコピーして作り始める』という事は皆さんよくやられると思います。
 この時にファイルのプロパティの見直しを忘れると、取引先やお客様に渡したファイルに(コピー元のファイルに登録されていた)全く別の客名マル秘のプロジェクト名などが残っていて外部に漏れてしまうことになります。
 場合によっては大変大きな問題になりますので、十分気を付けましょう。




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